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inとoutの続き


今回、役者ライブで取り上げる、佐藤春夫なんですけど、読むのは大好きな作家なんです。inの作家です。
ところが、いざ自分からoutしてお伝えしようとして途方に暮れてしまいました。
春夫の文章ってほんとにやっかいなんです。
長いし、だらだらしてるし、まとめようがないときてる。
ああでもない、こうでもない、まあそんなことはどちらでもよい、みたいな文章が続くと
さすがに、おいおいと思ってしまう。
でもね、目で追ってるのは心地よいんです。自分のああでもないこうでもないっていう
思考回路と同調するのかもしれません。

小説の抜粋で、お届けしようと思ったら、どうにもならくなってしまったのです。

正直なところ、今回は詩を中心に。
長文はもう少し時間をください。
ドラマリーディングスタイルを始めて10年以上になりますけど、好きな作家で
取り上げる作品に悩むという経験は初めてでした。

これもまあ、発見といえば発見。
どこを切り抜いてもカッコイイ芥川とは好対照ですね。

ぼんやり散歩しながら思うこと。もしかしたら、この角を曲がったら自分の探していた街角に出るんじゃないかみたいな妄想のような、期待のような、夢のようなお話が私はたまらなく好きなんですよね。
私が自分のオリジナルとして書きたい、outしてみたいかたちに、もしかしたら一番近い作家なのかもしれません。
なんて、大作家と肩を並べて語るのは図々しいですけど、そんな好きさだったのかなと
今回改めて思っているところでして、、、
やっと、言いたいところまでたどり着くことができました。

もちろん、きちんと作家を語ろうと思ったら全作品を精読しなくてはいけません。
まだまだ、ほんのさわり程度で、論じるなんてとんでもないです。

役者目線で、たまたま出会った素敵な言葉たちを紹介させていただく。
今できる、精一杯でしかありませんけど、聞いてみてください。

8月3日の夜を、葉っぱ組役者ライブでご一緒しましょう。

杉田由鷹
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